(筆者:NA乗りのもぐら)
NA6CE・Vスペシャルを中古で購入したときについていたナルディのウッドシフトノブとステアリング。
しかし経年劣化からくるクリア塗装と木の痛みがひどく、
シフトノブのゴム部分は練り消し状になっていたという...
シフトノブのゴム部がネッチャリしている
運転するたびに指がうっすら黒ずんでしまい、さわり心地もよろしくない。
というわけで、ウレタンクリア塗装するに至ったのである。
シフトノブ・ステアリング・ついでにサイドブレーキのグリップも外す
シフトノブはクルクル回すだけで比較的簡単に外すことができます。
外したら劣化ゴム部分もカッターでもぎ取りました。
ステアリングも中央にある六角ボルトを6つ外すだけで取ることができました。
問題はサイドブレーキグリップ(レバー?)で、
なかなか力技でも抜けないのである!どうやら接着剤でくっついているよう...
マイナスドライバーをグリップの付け根に当てて、それをハンマーでやさしく叩いて少しずつ外すとうまくいきました。
下手すると割れるとの情報が多々あったのでビビっていたが今回は無事でした。
やすり掛けをしてみる
とにかく古いクリア塗装をはがすためひたすら削りまくります。
シフトノブは古い塗装をすべてはがすためにやすりまくったのですが、
ステアリングとサイドブレーキグリップは全体を整える程度にやすり掛けするだけで十分であることに気づきました。
(木を水で少し濡らしてみた際に色がなじめば、ウレタンクリア塗装した際もそんな感じになる。)
紙やすりの最初はかなり荒い番手のものを使う(80ぐらい)、最終仕上げは細かすぎない240ぐらいで終了。※シフトノブのナルディのロゴは削らないように注意。
やすり掛け終了後に粉をとるために
湿らせたティッシュ等できれいにふいて、よく乾かしておくと良いらしいです。
いよいよウレタンクリア塗装
やすり掛けが一通り終わったらついにウレタンクリアの登場。
99工房のウレタンクリア。初使用でどきどき…
これ結構高かったので失敗は許されない。いろんな動画を参考にしていざ塗装。
やすり掛けが終わって固定した図 めっちゃ適当
ウレタンクリアは当たり前ですが有毒でまあまあシンナー臭いので注意です。(集合住宅の方はこっそりやりましょう)
できれば簡易防毒マスクがあるとよいですね。一家に一台防毒マスク。
過去に趣味の模型用に用意していた簡易防毒マスク(3M製)を今回使用。
マスク使用中全く臭いませんが、外した直後めっちゃシンナー臭いという有能マスクです。
(ただし装着姿が死ぬほどかっこ悪くなります。)
「厚塗りは厳禁、うすく塗り重ねるようにシューシュー…」
大失敗
残念ながら大失敗しました ステアなんかもはや萎えまくって写真を撮ってない始末 艶消しもいいところですね。
写真の状態でウレタンスプレーは使い切ってなくなってしまいました。
原因はおそらく「薄塗り」(最後のほうでやっと気づいた)で、通常のカラースプレーなんかは厚塗り厳禁なのでその頭でやってしまったのがダメでした。
全くのド素人なので必ずとは言い切れませんが、 ウレタンクリアは厚塗りでナンボ。垂れるギリギリまで厚塗りすればうまくいったはず…
悔しいですが、今回はここでいったん塗装終了。リベンジを誓ったのでした…
パート2へ続く。
https://3fini.com/nardirepair-na6p2/