雑記・小ネタ

例のFD3S盗難の件ついて

昨日急激に拡散されていた、RX-7 FD3S盗難事件。

私は寝る前にたまたまTwitterをみたらこの情報が出ていたので、

ほんまにひどい奴が居るもんやと・・・

盗難現場を目前にして、自宅から叫ぶオーナーの悲痛な声を聞いた時には、

本当に心を痛めた。

犯人共の流れ作業のような動きは、

その人の愛車ではなくただのモノとして扱っている事を強く印象付けるし、

オーナーのもつ車への気持ちとのギャップをまざまざと見せつけられる。

ほんとうに。こんな悲しい現場があって良いのかと思った。

 

そして今日、なんとか車は見つかったとのことで、本当に良かったなぁと。

しかし犯人逮捕に至っておらず、そもそも数多くの人は車の盗難に対して、

泣き寝入り状態であることを考えると、

色々と問題が残っていると思う。

車はマツダRX-7。 (1998年式 FD3S) 去年4月に310万で購入されたそうである。(動画より)

この動画をみて改めて考えるが、

結局、警報装置が鳴ったりして気づいたとしても、

そのまま作業を継続するようなプロの輩もおるわけで、

警報装置がその作業を止められるかというと難しいということが良くわかる。

こんな動画を撮影している間があるなら止めに行け等と言うコメントもあったが、

そんなもんは本当にナンセンス。

こんな状況で作業を続けるようなヤバイ犯罪者相手に、

なおかつ複数人居るようなところに、単身突っ込むのが正解とは思えない。

こういう動画は車好きじゃない普通の人も見るのか知らないが、

保険に入ってなかったのか?等と言うコメントも馬鹿げている。

 

警報で作業は止められない

本件は自走で盗まれているが、

もちろんレッカーで積むような奴もいるわけで、

そこまで準備してるような連中は恐らく、

警報が鳴ったからとって作業止めないのであろうから、

目を付けられたら終わりという感じがする。

 

そうなると、盗まれているのを気づきながらも、

やはり、こちらとしては成す術がないという、

あまりにも腹立たしく悔しい状況に置かれてしまうに違いない。

 

ということは有効な方法としては下記3点か。

(1)盗るのがめんどくさそうな車にする。

(2)存在を隠す。

(3)取り返しに行けるようにする。

 

(1)は・・・ こんなめんどそうな車狙うんやったら、別のやつ狙お、と思わせるという、

心から喜びづらい方法である。ハンドルロックやらワイヤーやら、とにかく重装備にする。

(2)は、ガレージに隠す。バレなければ盗む対象にならない。

ここへきて、昨今の主流になりつつある、(3)である。

本件も、別のコインパーキングで発見されたらしく、

どうやら盗まれて数日はコインパーキング等で様子をみる手法があるらしい。

その間に取り返すというわけである。

これを手助けするのが、車にGPSを仕込む方法。

月額いくらとか掛かるようだが、最近オススメらしい。

わたしとしては、そもそも自走でも乗られるのが嫌だったんで、

取り返すとかいう以前になんとかしたかったが、

今回のような事例を見せつけられると、その案も考えざるを得ないと、

見方を変えつつある。

 

なんでこっちが悩まなあかんねん

まぁほんとうに、

国産スポーツでいえばRX-7やスカイラインGT-R等、

パクられやすい車を所有する方々は本当に心配だと思う。

なんでパクられることを考えてこっちがこんなに対策を練らないといけないのだと、

心底ウンザリする。

 

今回は発見されたということでよかった。

しかし結局犯人が逮捕されていない以上、

また被害者が生まれるのは変わりないということである。

これを機に、車の盗難がもっと世間に認識され、

より良い環境になることを望む。

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