雑記・小ネタ

ネオクラシックオーナーを襲う誘惑

いや~しばらく車の勉強に専念して、

一時は真面目な知識ネタをまとめて記事にするブログにしようと思っていたが、

そろそろ実際にドライブしたい気分が高まり、

最近はインドアからアウトドアなドライブに移行しつつある今日この頃である。

 

ND2ロードスターに興味

ところで、最近いよいよ、ND2ことマイナーチェンジした新型ロードスターが各オーナーのもとへ納車されているらしい。

ND2ロードスター(出典:レスポンス)

大幅改良ということだが…、それほど大きな変更という印象が無い。
いやこれは有難いというか、もちろん良い意味で!

次期型(NE型?)はいよいよバッテリーが載った仕様になるだろうと言われているから、
純エンジン車であるNDが販売されているという今の時代は、
これは実は非常に貴重な時期なのではないかと思う。

自分は今MR2に乗っているのだが、
このところ、最後のエンジン車を新車で買える時に買わないと後で後悔するのではなかろうか、という思いがグルグルと巡っているのである…

90年代や2000年代初期に車を買える年齢であった人に対し、
あの名車が新車で買えたなんて羨ましい!と思う気持があるが、
これを当事者側として聞くことにならないかということだ。

今なら新車のNDロードスターがオーダー出来るのだ…

いや、NDロードスターに限った話じゃあるまい、
GR86でもGRスープラでも同じだ。

だが一方で、MR2をこのまま乗っていれば、
維持できる限りこれはすごい貴重なお宝になるんじゃないかと思う気持ちもある。
資産としてどうか、というより、MR2という体験を確保できるという意味で。

 

MR2を維持できるのか?という問題

MR2はハコスカやS30Zみたいな国産クラシックカーとは違う。
2024年現在、ネオクラシックカーと呼ばれる部類にある。

ハコスカやS30Zは今でも維持できるが、MR2を20年後も維持できるのか、
というと事情が違うはず。
それは誰もが口々に語る、電装品の問題があるということが一因である。

自動車が高性能化するにつれて、構成部品に電装品が増えた。
ネオクラシックカーは、上記のクラシックカーにくらべて電装品が多いし、
さらに樹脂パーツも多いのだ。

これは車だけに限った話ではなく、産業機械でも同じだが、
壊れてどうしようも無くなるのは機械部品ではなく電子部品である。
機械部品はどうにかなる。
車の場合は保安上無理だろうが、補修という手段もある。
機械部品はなんとかなる。マジで。

電子部品は壊れるとき一気に無になる。
補修とかそんな次元じゃないし、もともとどんなものなのかも判らない。
それを作る何かや、それを調べる何か、が無ければどうにも出来ないのが電子部品である。

そう考えると、MR2を維持していくのは、
古い昭和のクラシックカーを維持することより、おそらく難しいのだ。

そして恐れているのが、
10年後くらいにいよいよMR2がどうにも復旧できなくなり、
そのころには好みの車が新車購入できなくなっているというストーリーである。
世のネオクラシックカーオーナーの誰もが、
1度は頭によぎったことがあるのではないか??
あるある話じゃないかと個人的に確信しているが、どうでしょう。

うーん悩みどころだ。
まぁでも、ND2は出たばかり。
まだしばらくは生産されるだろうから、猶予はまだあるだろう…

身も蓋もない話だが、2台持てば良いのは明らか。
さて仕事を頑張りましょうか。

 

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