車漫画「ナニワトモアレ」で有名?なトノハタこと、塔原。
TwitterやInstagramを見れば、「トノハタ行ってきた」という投稿が結構ある。
久々の無予定休日ということで、自分も久々に行ってきました。
自分の車を持って初めて行った山道・峠道といえばここだったのもあって、
もう何度も走っているのだが、
その結果思うのは、
塔原より、その先の蕎原(そぶら)の方が楽しい。ということである。
ナニワトモアレの作中では、
「このトノハタをず~~~~と上がって行ったらソグラ峠っちゅうのにつながってるんやけどな」
というセリフがあり、
このソグラってのは蕎原の事だろうと思われる。
しかし、結局ソグラを走行しているシーンは確か無かった。(と思う)
いつソグラ行くねん~~??と思ってたら出てこなかった覚えがある。
メモ
『余談』
ちなみにナニワトモアレを読んだのは車を買って塔原や蕎原に行くようになった後だったので、
トノハタが出てきたときはめっちゃびっくりした。
なので、「ここ、漫画のシーンと一緒やな!」とかいう楽しみが無いためか、
ソグラ行ってきました。みたいな報告は殆ど無い。
だが、それでもやっぱりトノハタこと塔原より、
ソグラこと蕎原の方が正直面白い。ちょっと長いし。
なので今回は、そちらの紹介をしたい。
※塔原の位置については下記記事をご参照ください。
塔原から蕎原へ
前にここの写真を撮った時は、まだNB8Cに乗っていたなぁと思い、懐かしみつつ山側へ向かう。
ここをずっとまっすぐいくと、終点は塔原のバス停であるが、その直前である↓の写真の位置で右折すると貝塚市蕎原に繋がっている。
なんとか峠とかいう良い名前が付いていればわかりやすいし、カッコイイのだが、
山道ではあるけども、超えるわけではないので峠とは書かれてないようである。
漫画ではソグラ峠って書いてたけど…
ちょうどこの辺り。↓
やや進んだところに立つ看板。
かろうじて見える、「貝塚市」の文字。
貝塚のローズヘアピン…?
しばらく山道を進む。
この辺りは地元の方が駐車していたりするので注意。
山道を抜けたら、住宅地ゾーンであるが、
この下りながらのコーナーが、いわゆる貝塚のローズヘアピンである。(嘘)
逆向きから見ると↓こんなかんじ
モナコのアレとは全然似てない上に、信号もあって、ヘアピンコーナー感はゼロ。
そして住宅地なので当然なるべく静か~に走ります。
なので全然ローズヘアピン感は無いのだけども、なんとなく連想してしまう。
登り方向で走るとエンジンが唸ってうるさいので申し訳ない気持ちになる。
馬場新蕎原大橋線へ
貝塚ローズヘアピンからしばらく進むと、
左手に橋(新蕎原大橋…いうほど大橋か?)が見える。
ここを直進すると下り勾配になる&温泉施設(奥水間温泉)があり、
交通量もすこし増えるため、左折して橋を渡るのがおすすめである。
だがしかし、
蕎原コースとしては、ここを左折した区間ではなく直進したポイントから、
この先の奥水間温泉を経て、奥水間アスレチックスポーツまでの区間がコースだそうです。
(コメントでご指摘いただきましてありがとうございます。)
↑奥水間温泉とかがある方。
そういったコースとしての区間があるとは知らず…
というわけで、
以下に書いているルートは所謂蕎原コースではなく、
ただの私のおすすめルートだということで!
ご了承下さい…よろしくお願いします。
かいづか温泉リゾートほの字の里
左折すると「ほの字の里」という観光名所にも繋がっている。
小学校跡を利用した複合リゾート施設で、バーベキューや天然温泉への入浴が可能…だったはずだが、
現在は全館休業中となっていた。
休業中という看板すらぶっ壊れている様子に哀愁が漂う。
ほの字の里の休館について(貝塚市)https://www.city.kaizuka.lg.jp/juyona_oshirase/26647.html
貝塚市WEBサイトによれば、経営難からの再開予定未定の休業らしい。
特に思い出があるわけでは無いのに、
こういう情景を見ているとめちゃくちゃ寂しい気持ちになってしまう。
コロナ禍もあって、なかなか再開は難しいだろうと思われるので尚更。
関係ないけど「みさき公園」の閉鎖は寂しかったなあ~
秬谷川沿いを走る
ここから先がこのコースのメインである。
道の名前は何と呼んだら良いのか分からないが、
秬谷川に沿って下っていく道路である。
とはいえ常に下り勾配かというとそんなことは無く、いい感じでアップダウンがある。
見通しの良い緩やかなカーブが続く。
さらにはこの短い区間でトンネルまで存在するという欲張りセットである。
トンネルを抜けると、
なんというか、ちゃんとしたドライブウェイに来たような気分。
その先に、農業庭園 奥貝塚・彩の谷「たわわ」がある。
イチゴ、ぶどう狩り、芋掘り等体験できる農業庭園であって、
農作物の直売所もあるという。
書いときながら行ったことないので今度行ってみようかなと思います。
駐車場は空いていて、ドライブスポットによく居るツーリング集団とかはもう全然居なかった。
ここがコンビニだったら集まってるかもしれないが、
この交通量の中でコンビニが置かれることは無いだろう。残念ながら。
地面に定常円旋回をやったような跡が。
「たわわ」を過ぎると阪和自動車道の下をくぐる当たりで住宅地に入ります。
ちょっと行けば40号線にすぐ繋がっているので、アクセスは良いと思う。
感想
例えば箕面の峠なんかに行くと、たしかに道は良いが、
観光地として有名過ぎるために交通量が多く、場合によっては走りづらい。
その点この道は交通量が少なく、自動二輪は通行不可ということで、
車にとっては本当に良い道だとおもう。
これで紅葉や夜景がキレイとかがあればもっと車が殺到してもおかしくなかったかも?
そもそも、どこかからどこかへ抜ける峠ではないので、
用事で通ることがまずないっていうのも交通量が少ない一因だろうと思われる。
まあ、↓のような看板があって、昔は騒音被害等も多かったのかなと思われ、
今くらいの静けさがちょうど良いのかもしれない。
トノハタ峠こと塔原だけを見当てに来ると、
その短さにあっけないと感じると思われるので、
そのまま蕎原の方へ抜けて、この秬谷川沿いのルートを通ってみてはどうでしょうか。
私はおすすめです。