2018年、21年ぶりにトヨタのセンチュリーがフルモデルチェンジしました。
スペック
センチュリー (UWG60) 2018-
全長全幅全高:5335x1930x1505
エンジン:2UR-FSE V8 4968cc
最高出力:381PS/6200rpm
最大トルク:52kgm/4000rpm
駆動レイアウト:FR
車両重量:2370kg
センチュリーという車は偉い人が運転手付きで乗ってる車なので、
「型落ち」となると気分を悪くされることに配慮してあんまりモデルチェンジしないらしいです。
それはさておき、センチュリーのエンジンは前の280馬力から381馬力とすさまじくパワーアップしているのですが、
一方でV8となってしまいました。
ちなみに前のモデル(GZG50)は驚きのV12エンジン「1GZ-FE」でした。
とはいえベースが6気筒エンジンらしく、もしV12の片側6が死んでも、もう片方の6発でも動くように作られているところなんて、
いかにも高級車らしい作りです。
このエンジンは実質センチュリー専用のエンジンなんですが、
新型センチュリーの2UR-FSEエンジンはレクサスのLS600hにも搭載されているので、
特別感が無くなってしまったように思います。
V12の国産スポーツカー?
90年代の国産スポーツカー馬力競争時代でもさすがにV12を搭載した国産スポーツカーは居ませんでしたが、
トップシークレットの永田氏(スモーキー永田)という有名チューナーが、
センチュリーのV12エンジンをJZA80のスープラに換装してしまったことがあるのです。
スープラは2JZエンジンだし、1GZのスープラってのもあんまり違和感が無いような?
センチュリーがモデルチェンジすると聞いて、そしてそれもV8になると聞いて、
真っ先に思い浮かんだのがV12スープラでした。
スープラも復活するらしいので、新センチュリーのV12を載せた新V12スープラが復活もあるのか??と、
ちょっとだけ頭をよぎったのですが、それは実現しなさそうですね。
V12エンジンといえば音
基本的に気筒数が多いほどエンジン内の爆発回数が増え、音が厚く、高音になっていくということで、
良い音といえばV12、V12といえば官能的な良い音というイメージが一般的です。
V12といえばフェラーリ・・・ということでF50です。
上で紹介したV12スープラは、動画にもありましたが排気が二つに分かれているので、
実質6気筒&6気筒のような仕様なので官能的にはならないそう。
ちなみにGZG50のセンチュリーは、ノーマルだと当然ながら静寂性を重視した遮音性の良い仕様のマフラーなのですが、
それを解放すれば高音が出るとか・・・
ちょっとトンネル多めで判りにくいですが、動画を見つけたのでご紹介いたします。
いやー驚きですね。