いよいよ梅雨明けとなり、今年も夏がやって参りました。
人間にとっても車にとってもハードな季節である。
Google Map便利過ぎる問題
記事タイトルの件。
盗難リスクがあるような車に乗る人には常識かもしれない、先日に引き続きの盗難テーマの話である。
Google Mapにはストリートビュー機能がある。
使ったことが無い人も今となっては殆ど居ないと思うが、
あれにはたまに通行人が写っている。その場合顔がボカシ処理されているのはご存知の通りで、
車のナンバープレートも同様にして隠されている。
それが一般的な状態であり、大概はそれで事足りると思われるが、
珍しい車の場合、ナンバープレート云々ではなく、
そこに駐車されている事が知られる事がそもそも困る、という事がある。
ホントかどうか定かではないが、
窃盗団もGoogle Mapを使って世の中の車を物色してるって話だ。
「おいお前今日は、あの~ そやな、10台くらいGoogleで探しとけよ!」
とかいう会話がどっかのヤードでされてるかもしれず、
窃盗団の下っ端が目を皿のようにしてパソコンで調べ回ってる可能性があるのだ。
いちいち巡回して足で調べて回らなくても、クーラー聞いた部屋でパソコンやスマホぽちぽちで、
アタリを付けられるなんて・・・なんと便利な良い時代、いや、この場合最悪な時代になったといえよう。
写ってる車を消してくれたのでご報告
というわけで、車盗みターゲット検索ツールにもなっているかもしれないGoogle Mapである。
ショッピングモールにたまたま行ってる自車が写ってたとしても、
大した問題はないのだが、これが青空駐車やカーポートの自宅だったりしたら、
そこに車を駐車している事がバレバレである。
ナンバープレートとかじゃなくて、車全体を消してくれ!という気持ちになるわけである。
そういう場合、Googleに申し入れをすれば、より強力なボカシを掛けてくれる、という話をネットで聞いたことがあった。
自分の車は写りようが無い場所にの停めているので、この知識を活用する場がなかったが、
今回は友人の車が写ってる事に気づいたので、試してみることに。
問題のストリートビューを開いて、
右下にある問題の報告をクリックする。
↑ここで簡単にリクエストできる。※上の写真はただの街並みなので関係ありません
「(前半は写真のどれが問題の車なのか説明し・・・)同車種は近年中古車市場価値が高まっており、その盗難リスクも高くなっているため、ここに駐車していることをストリートビューで公表したくありません。全面的なぼかしを入れていただき特定できないようにしていただきたい。」
とような感じで書いたら通った。
ちなみに何度か、どれが問題の車かよくわからんかったからもう1回やれ。という旨のメールが返って来てやり直しになった。
ど真ん中にしててもダメだったので、○○色の車の横にある・・・とか、斜め45度で写ってる・・・のような補足をした。
それのおかげかどうかは判らないが、3回目くらいで無事に承認され、24時間以内に反映しますと言われ、
しばらくして見たら確かに強力なボカシが掛かっていた。
感想
便利な世の中の弊害というかんじ。
ストリートビューは、1年~数年で更新されているようなので、
前は写ってなかったとしても、更新されて写っている事はありえる。
たまに見ておきましょう。
今回手動で消して貰ったが、Google Mapがストリートビューを更新するごとに
勝手に強力なぼかしを掛けてくれるのだろうか??経過観察が必要である。
ところで、強力なボカシを見て、
逆に、どんな良い車が停まってるねん???と興味が沸くかもしれないと思ったが、
今まで行かなくても知り得た情報を、行かないと得られなくなったことで、
確認するのに時間が掛かるので、後回しになるか?と期待することにした。
ストリートビューに写ってる自車が気になっていたという方がもしいらっしゃれば、是非お試しください。