国道というと普通イメージするのは広い幹線道路。
その一般的な感覚の逆を行く、
狭く走りづらい国道を「酷道(こくどう)」と表現するネタをご存じの人も多い事だろう。
で、これに類似するネタが県道ならぬ険道。府道ならぬ腐道。である。
今回紹介する19号線は、それでいうところの県道・険道。
少なくともMR2みたいな車に向いている道ではないのでご注意ください。
本コースはこんな方におすすめ
- スリリングなドライブが好き
- 狭い道でバックも余裕
- 乗り換えたばかりで愛車との心の距離がある
険道19号との出会い
先日車検整備を終え、久々にMR2に乗り込み、
ちょっとドライブしたいなと思ったのが事のきっかけである。
節目に愛用しているドライブスポットといえば、
信貴生駒スカイラインか、高野龍神スカイラインなのであるが、
この日はすでに南下するルートを進む途中だったことから、
龍神へ行こかな?たしか12月になったら道の駅も休業やし。
行くなら今が最後のチャンスやろ。と思って、
Googleマップをみたら、時すでに遅く、すでに通行止めだった。
どうしよ。 と思ったところ。
そういや前に龍神スカイラインの横を通ってる480号線はイイぞ。って、
会社で聞いたな~。と思い出し、480号線にある「あらぎ島」という棚田を目的地にスタートした。
だが、気が付けば480号線ではなく19号線に居たのだ…
県道19号線はどこにある
この画像の通り、上にある黄色の広い道と、
下にある黄色の広い道(480号線)を繋いでいる道路が19号線である。
今思えば、和歌山県海南市側からあらぎ島へ向かっていた時点で
最短であらぎ島へ行くために19号線を案内されるのは必然であった。
480号線を満喫してあらぎ島に行くには、海南市よりもっと南下し、有田市から行く必要があったのだ。
480号線についてはリベンジが必要だ。
19号線険道道中
いつの間にか、480号線が楽しいとかいう話を忘れて、
あらぎ島のことだけ考えていたので、このまま行って480号線を経由するのかどうか気にしなかったのが悪かった。
19号線はGoogleMapのストリートビューでは、
こんなんである。
事前に知っていたら間違いなく避けていたであろうこの雰囲気。
車検明けのピカピカのMR2でジャリジャリガタガタ走る道ではない。
でも入ったらあとに退けないこの狭さ。
まぁそんな長い道じゃないやろ。と思ったら、そこそこ長かったという。
いやぁ、下調べは重要である。
これが夏だったら、虫とかでもっと悲惨なことになっていたでしょう。
夜だったら崖下に落ちてるかもしれない…
途中動物が横切ったり、とにかく車も人間も無事でよかったよかった。
でもまぁ、お勧めはしません。
あらぎ島展望所
なんとかあらぎ島の駐車場へ到着した時の写真。
駐車場と明記されているものの空き地みたいな場所である。
その先の展望所は、特別大掛かりに作られているわけでは無く、
歩道にちょっとせり出した部分が作られて望めるようになっている程度で、
展望所前の道に路駐すると道をふさぐことになり非常に迷惑になるだろうから、
少し離れた駐車場から歩くのがマナーのようである。
四季折々で、もっとめちゃくちゃ緑だったり、
様々な色合いが楽しめるらしい。
これは水力発電所のダムだろうか?
詳しい情報がない。
まとめ
19号線はのんびり快適ドライブには向きません。
でも、そこを通り抜けたときには、
愛車との絆がすこし強くなるかもしれない…?