雑記・小ネタ

スポーツカーはブサイクなキモオタが乗っている説

スポーツカーに限ってキモイやつが乗ってるという風潮…

「この前新型のスープラが駐車場に来たからどんな奴が乗ってるのか見てたら、デブいおっさんが乗ってたわ!笑」

「かっこいい車にかぎって、乗ってるやつはイマイチぱっとしない」

「スポーツカー乗ってる奴ってキモオタしかいなくね?」

なんていうガッカリスポーツカー乗りトーク、

人生で1度は耳にしたことがあるのでは。

 

かくいう私も、1スポーツカー乗りとして、

この風潮は聞き流せない話題である。

実態と対策を考えてみる。

 

スポーツカーを選ぶやつはキモオタ

これは正解… まぁキモイかどうかさておき、いわゆるオタク。正しく言えばマニア。

というのも、何事もこだわって選ぶような人はマニアである。

カメラや時計であっても、こだわる人はこだわるし、

そういう人は同じようにオタクであってマニアである。

スポーツカーも、フツーの車ではなく、何かに突出した車なのであるから、

そこにこだわりを持って選んでいるのはマニア要素が必ず含んでいるからである。

 

キモオタって古くてボロイスポーツカーばっかり乗ってるよな

という煽り文句。

ボロイということを煽っているのか、

キモオタを煽っているのか難しいが、

ボロイスポーツカーというのは間違いなく普通の車よりメンテナンスに気を遣うものであって、

主婦が気兼ねなく足につかって、車検の時くらいしかお金を掛けないような使い方では乗れないのである。

古い車なら、ブッシュ替えた方が良いだの、

古いエンジンならオイル管理は入念にしろだの、周りの人から言われたり調べたりしているうちに、

知らぬ間にオタクになっていくのである。

金が無いからボロイスポーツカーを乗ってるわけではない。

好きな車がボロイスポーツカーだったがゆえに、オタク度を増していくのだ。

 

イニシャルDに影響されてスポーツカーに乗っているオタクばっかり

頭文字Dという超有名車漫画。

これに影響されてスポーツカーを買ったという人も居ると思う。

まぁ、この時点ではオタクといってもアニオタか、ただの漫画・アニメ好き。

あの漫画に出てくる車は90年代のスポーツカーが殆どであり、

今買おうとすれば半分旧車のような車ばかり。

メンテナンスフリーで何も考えず乗れるような車はほとんどない。

すると、維持するために色々調べたりする。

普通のアニメオタクは必ずしも車オタではないので、

それほどの情熱を燃やさない。

それでも乗ろうとするようなのは、

もはやアニオタではなく車オタになっているのである。

よって乗ってるのはイニシャルD好きのアニオタではなく、

イニシャルDに影響をうけた車オタなのだ。

 

やっぱりオタクじゃないか!

という声が聞こえてきそう。

結局その通りなのである。これだけエコ&快適重視の時代に、

時代に逆行するようなスポーツカーを乗るような人は、

まず間違いなくコダワリをもったオタクなのである。

そして、車離れが進む昨今、そんな人は少数派であり、

一般人からすれば何故そんなことにこだわるのか?疑問を持たれ、

キモオタ等と貶されるのである。

 

車オタは外見がキモイ?

と言うわけで、スポーツカー乗りがオタク要素を含んでいる事は認めつつも、

当初の話に戻ると、このスポーツカー乗り=オタクというディスりには、

まず間違いなく外見へのディスりも含まれている。

ヲタクであることと、見た目がキモイ事は本来関係ないはず。

だって、めちゃめちゃスポーツが好きなスポーツオタクが居たとして、

好きすぎてキモイかはさて置き、ブサイクをイメージすることはあんまりない。

それなのに車オタクといえば、キモイとイメージする。悲しい話である。

 

よく、人は自分に無い物を求めるから…等と表現する人がいるが、

これに関しては間違いだと思っている。

スポーツカー好きが、必ずしも見た目だけで車を選ぶわけではない。

では何故、スポーツカー乗りがキモイ奴ばっかり等と言われてしまうのか。

そもそも普通、その辺の人を一目見てキモイかカッコイイか普通か等といちいち判定することはない。

学生時代を思い出せばわかるように、

身の回りのイケメンや美人は少数派である。

そして、スポーツカー自体も街を走っている台数は少ない。

よって、ただでさえ少ないスポーツカードライバー人口に、

普通以上の容姿を持つ人の割合を考えれば、

スポーツカーから降りてくる人がカッコイイ可能性は低くて当然なのである。

 

スポーツカー乗りは厳しく見られる

一般人をイケメンかどうか判定するラインより、

スポーツカー乗りは厳しく査定され、

ブサイクの烙印を押されてしまう事になりがちなのだ。

何故か?

 

勝手ながらこちらのサイトの言葉をお借りすると、

『 スポーツカーがカッコイイ 』  からだ。

 

うーむその通りだ!

モデルと一般人が並べば、

モデルが際立って、一般人がよけいに不格好に見えるのと同じである。

ということは、イケメンかどうかのラインは普通より上がってしまい、

その結果、イケメン以外はキモメン扱いされてしまうのである。

 

キモイと思われない乗り方

よって、スポーツカー乗りに対し、

人は常に、イケメンを求めているか、

もしくは、「絶対キモヲタが降りてくるぞぉ~?ほらほらやっぱり~!」

というようなバイアスが掛かった見方をしている。

これはスポーツカー乗りにとって厳しい現実だ。

そういう見られ方をするのが嫌で、スポーツカーを諦めてしまう人が居るなら、

実に惜しい事である。

スポーツカーは楽しい。

そんなキモオタイメージを持たせないためにも、もしあなたがスポーツカーに乗っているなら、

キモヲタだと思われてはダメだ。

その対策をしよう!

 

見た目を何とかする

といってもキモオタと思われるかどうかは、別に車だろうが町中だろうが同じであって、

  1. 体型・服装
  2. 髪型
  3. 動き

これだけである。

まずスポーツカー乗りは、ちょい乗りだからといって、

ジャージやダルンダルンのランニングで街乗りしてはならない。

オーバーサイズのブカブカのズボンと無駄にながいシャツをヒラヒラさせてはならない。

寝ぐせのぼさぼさ頭や、

テカテカの脂ぎった天パで運転してはならない。

オタク特有のオドオドした動きや、

妙にかっこつけた、「なんてことないぜこんなの」みたいな表情もダメだ。

常にカメラを意識せよ。

町中で飛ばさない

スポーツカーは見た目が目立っている。

よって、勝手に注目されるし、

変な動きをしていると記憶に残りやすい。

オラついた運転をしたり、

めちゃくちゃスピード出して走ってたりするとすぐ注目されるし、

その次には、どんな奴が乗ってるんだ?? と興味が沸く。

その時点で、マイナスの感情を持って見られているので、

見た目の評価も厳しくなる。

もしかしたら普通のファミリカーに乗ってたなら、

真面目な良いお父さん。と評されたかもしれないのに、

スポーツカーでちょっと飛ばしたから、

自分は普段ショボイから車ではイキってスピード出したいんだな。とか、

一人で車にお金つぎ込んで悲しい奴だとか、

散々な言われ方をするに違いない。

 

車から降りない

まぁこれは、私のおすすめであるが、

車から降りなければ、そう注目されない。

車から顔が見えるだけなら、

逆にサングラスをかけて、

如何にもスポーツカー乗ってるぜ!

みたいになった方が、調子乗ってるとは思われるかもしれないが、

キモオタとは思われにくいだろう。

逆にそういうのも求められているのだ。

スポーツカーに乗ってる奴=キモオタ というより、

=カッコつけてる奴 というイメージの方がマシだろう。

実際かっこよくなればいいのだ。

 

とにかく、かっこいいスポーツカーの価値を落としてはならない。

頑張りましょう!

 

※メガネ率

最近は、スポーツカー乗りのメガネ率が高い等という煽りも生まれている。

が、今や日本人のメガネorコンタクト率は7割って話で‥

参考:https://megane-shinbun.com/news/megane_questionnaire/

そんな時代にメガネだから馬鹿にするのも見当外れ。

続く言葉は、コンタクトにせよ。かもしれないが、

コンタクトはメガネより負担が大きく、常用出来ない人も居る上に、

夜間の運転等との使い分けにも不向きである。

 

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