ふと考えたMR2のリアスポイラーについて。
MR2リアスポイラーの種類
MR2の純正リアスポイラーは①1型~2型モデル、②3型~4型モデル、③5型モデルと3種類ある。
下の動画(BestMOTORing)のサムネイルで映っている、
左側が3型モデル、右側が2型モデルなので、
リアスポイラーやリアランプの違いが分かりやすい。
そして、5型で最後のリアスポイラーとなった。
中古オークション市場で取り合いになるのは5型のでっかいウィングらしい。
そもそも性能が一番いいのも5型らしいから当然人気になるものと思われる。
個人的には初期型(1~2型)の車と一体化したようなリアスポイラーがMR2のデザインに合ってるような気がするが、
重量アップして性能ダウンすると聞けば、初期型の羽にわざわざ付け替えるのも本末転倒な気がして、気乗りしないのである。
当時流行っていた大型リアスポイラー
5型で大型リアスポイラーが設定されたMR2だが、
90年代、2000年代初めは大型のウィングが流行っていたようである。
同じトヨタならスープラも巨大なウィングがついている。
この後方視界を遮らないように高くなっている?、そんなような話を聞いた事がある。
だが、これは可変式ではない。
95年登場のR33スカイラインGT-RはR32とは変わって可変式の大型スポイラーとなった。
三菱GTOも1998年の最終マイナーチェンジで、大型可変ウィングへ変更された。
(音量注意)
可変式が流行していたのは90年代後期だろうか?
RX-7のリアスポイラー
あえて触れなかったRX-7(FD3S)のリアスポイラーだが、
FD3Sも1999年のマイナーチェンジによる通称5型から、可変式リアスポイラーになった。
これを見るたび、MR2の5型のスポイラーにめっちゃ似てるなぁと思う。
洗車して拭いているときに毎回似ているなぁと思うので、
どっちが先なのか調べてみたところ、
MR2の5型マイナーチェンジが1997年末、
RX-7のマイナーチェンジが1999年であったので、ということはMR2の方が先に登場しているようである。
しかしFDの羽がMR2のパクリ等の論争は聞いたことが無い。
するとこの感じのウィングはMR2が最初って事でも無いような気がするが、
はたしてどうなんだろうか。
Google画像検索で色々と調べてみたが、結局それらしい車は見当たらず、
残念ながらわからずじまい。
余談
最近の車は大型リアスポイラーが減っているのは、
シャシー下の空力が良くなっているために、
リアスポイラーでダウンフォースを稼ぐ必要性が減っているというのが理由の一つらしい。