今回はネオクラシックな国産旧車とは全く関係がありませんが…
光岡自動車が新型オープンスポーツカー「Rock Star(ロックスター)」を発売すると10月9日発表したようです。
出典元:光岡自動車公式サイト
創業50周年を記念した特別モデルということで、50台の先行予約を受け付けているとのこと。
見た目の雰囲気はアメ車「コルベット C2」を明らかに意識したデザインとなってます。
ただ現代においては安全基準や欧米のヘッドライト点灯義務等の関係からか、リトラクタブルヘッドライトの採用は難しいようで、
残念ながらリトラクタブル仕様ではなく、ダミーのような小さいヘッドライトがついています。
ここでよくご存じの方ならピンとくるかもしれませんが、
光岡といえばすでにマツダロードスターをベースにした車「ヒミコ」を発売しており、
今年の2月にはフルモデルチェンジし、NCロードスターからNDロードスターベースに新型化されました。
今回の「ロックスター」も同じく、NDロードスターがベースとなっております。
そうして見てみればAピラーやドアのところなんかはあからさまにND感が漂っております。
光岡自動車公式ページ
上記リンクの公式ページに詳細なスペック等がありますが、
グレードは3種あり、SやらSスペシャル等、ロードスター的なグレード名が並んでおります。
判っていたことながら、エンジンは完全にNDロードスターと同じ「SKYACTIV-G 1.5」ということで、
アメ車的なデザインながらもV8の5リッターや6リッターというわけにはいかず、
1.5リッターの現実的な、おとなしいスペックです。
しかしすでにマイナーチェンジも実施されたNDロードスターがベースですから品質は問題ないでしょう。
また、重量が記載されておらず、ロードスターのライトウェイトが維持されているのか気になるところですね。
値段は最低グレードのSでも約470万円ということで、
NDロードスターよりもかなり高価。NDのRF並みの価格です。
一体どれくらい売れるのか… 街で見かけると間違いなく注目を集めることになるでしょう。
一度実車を見てみたいですが、あまり台数は走らなさそうですね。