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失敗しない中古車、中古スポーツカーの探し方

投稿日:2019年1月11日 更新日:

下のベストモータリングの動画では、
最新車は高いからちょっと古い車で良い車を探そうってな感じで80年90年代カーが紹介されてました。

格落ち扱いとはいえ、出てくる車は普通に良い車で、
当時安く手に入った中古が今その状態で残っていれば完全に極上の車両なんだろうなぁと思う。
そう考えればこの時代がなんと羨ましい事か!
まぁ今だって10年後になってみたら、ガソリン車がこんなにあったんだ!って羨ましがられる可能性もあるかも??

で、とはいえ2019年、
今の車は高いからちょっと古い車を探しましょうね~と数年前にさかのぼってみても、

あり得るとしたら国産だとNCロードスターとか、フェアレディZくらいか?
もうちょっと前の国産スポーツカー全盛の時代へ遡ると、今から余裕で20年前。

頭文字Dで「10年前のボロハチロク」という台詞があったけども、、
20年前なんて普通の認識だともうポンコツでしょう。
それでも新車が売ってない以上、どうしても欲しけりゃ、20年以上前のポンコツからマシなのを探すしかない。

値段が「ASK」になってるものすごい極上車が出てたりすることはするとはいえ、
さすがにそんなものを買う余裕はない。
だけどもできる限り長く乗りたい。という人を対象に、
中古を探すにあたって、どこを見ればいいか私の知る範囲で書いてみた。

まずはディーラーで探す

当然と言えば当然だけども、まずはディーラー中古車を探す。
ディーラーは大体下取り車なので、素性が良いのは間違いない。
いろんなディーラーを転々とした車でなければ、
そのディーラーの担当者が前のオーナーを知っていて、メンテナンス歴も把握しているなんていうことだってあり得る。
なので多少高くてもディーラーがベスト。
ディーラーは高いという声があっても、ディーラーはまともな車しか置いてないため、
その背景分高くても価値があると思う。

しかし、裏を返せば、まともな車しか置かないということはつまり、
かなり古い車は置きたがらない。

そもそも20年以上前の古い車をいまだに乗ってるようなのはかなりの車好きなので、
いまさら新車に乗り換えることも少なかったり、セカンドカーだったりでそもそもディーラーに回ってこない。

というわけでディーラーには比較的新しい年式の車しか置いてないというのがネックである。
00年代の車はあっても、90年代の車となるともうなかなかお目に掛かれないだろう。

とはいえディーラーにあればベストなのは間違いなし。
そこで買えばその後のメンテナンスもお願いしやすい。
多少高くてもまずはディーラー車を探す。これでいきましょう。

専門店もあたろう

人気車になってくるとその車の専門店が存在してることはよくあること。
その手の雑誌を手に取ってページめくればすぐ出てくる。
そういう店の中古車は普通の感覚で見れば、正直もうめちゃくちゃ高い。

が、別のところで安いのを買っても結局修理したらそれくらいになる。
というのが通説である。
普通の中古車とちがってスポーツカーはハードな使われ方をしている事が多いので、
見た目や内装の傷みはさておき、駆動系や足回りのヘタリは普通の中古車よりヒドイのがほとんど。
金のかかる故障が発生しやすいのだ。

なので予防メンテナンスをしまくった車両だと思えば、高いのも納得である。
ただしそうは言っても旧車。高い専門店車を買っても壊れまくるということも全然あり得る話。
専門店で買ったからと言って新車を買う気分で居ると痛い目に遭う。

とはいえ近場にあるならまず見に行って目を養うべきだろう。
多くの普通の中古車屋はいろんな車を扱ってるのが普通なので、
同時にお目当ての車種を何台も見ることができない。
よってほんとに程度が良いのか、大したことないのにクソ高いのか分からない。
そういう意味で、本当に極上な専門店車と、専門店のフツーの程度の車などを実車で見て、
目を養っておいても無駄にはならない。
買うかどうかはさておき、見に行くのはおすすめである。

整備点検記録簿はあるか?

整備記録が残っている車は非常に有利。迷わず候補に入れよう。
10年以上前の車なので、普通に乗っててもどこかしら傷んでくるわけで、
その都度適切に処置されてきたかどうかがかなり気になるところ。
どんな部品もそれ単独で動作しないので、
どこかが悪くて今は支障がなくても、悪いものをそのまま使っていれば、
その部品と連携しているところは全部少なからずダメージを負っていく。
それがいよいよぶっ壊れたら連続的にあれもこれも壊れる日が来るかも。
中古車選択の一つの判断基準として、きちんと整備されてきたかどうかというのはやっぱし重要である。

整備記録が残っていると判れば、どれくらい残っているのかを販売店に確認しよう。
記録簿があるといっても新車1か月点検、半年点検しかないかもしれない。
(そういう場合は記録簿無しになっている場合も多いが)

付いているタイヤを見よう

装備タイヤ

装備タイヤ

整備と言えば金がかかります。
オイル交換も頻繁にやれば金が飛んでいきますね。
お金に余裕があればなんでもかんでも新しい部品に直したいものの、
現実的には誰だってキビシイ。

定期交換が要る部品で高額なのはやはりタイヤでしょう。
タイヤが安物だったら、前のオーナーは大してお金をかけない人だったか、
良く走りにいってすぐタイヤ交換していた人かもしれない。
どちらにせよあまり良い印象はない。

安く上げようとする意識が見え隠れする車は、
他のところもあまり手が入ってないかも?と疑うべし。

修復歴は無い方が良い

これはもう常識というか言わずもがなである。
中古車を調べるにあたって重要な項目、「修復歴の有無」。

この修復歴についてよく誤解されるところで、例えばボディの一部を擦ったからパテで埋めるという程度の修復は、
いわゆる修復歴には含まれず、
修復歴になるのは骨格(フレーム)まで修正してる場合のみ。
なので、ちょっとくらい修復しててもいいや。の精神だと痛い目に遭うこと間違いなし。
というのも修復歴になってる時点でそこそこの損傷があったということ。
また、損傷しているけど修復してない。というのも修復歴扱いになるのでご安心を。

問題は…
修復歴の有無が販売店の情報しかない場合、
正直どこまで本当なのかわからんのです。
というか素性があまり良くない車の場合、店も把握してないかも?
ディーラー販売の中古車なら前のオーナーの事も把握している可能性もあるけども、
普通の中古車販売店のオークション車ならそれは期待できない。
そして中古車屋に行って見れる範囲で修復歴を見定めることはまず無理でしょう。

そこでひとつ判断基準にしたいのが、
グーネットやカーセンサーに第三者機関JAAAの鑑定書が付いて載っているかどうか。

鑑定書が付いている場合は、
修復歴や損傷がどうなっているか書かれているはず。
そこでなにも修復歴がなければ、「修復歴無し」だと認定しよう。

修復歴無しだけど鑑定書がない

修復歴無しなのに鑑定書が無い車も並んでいたりする。
無いなら堂々と鑑定書も付けやがれ!と思うが、
もしかすると修復歴になるかグレーな車だという可能性が考えられる。
そもそも修復歴にはならなくとも事故歴があれば、
多少なりとも鑑定書に修理あり等と書かれるため、あえて外しているかもしれない。
この辺はとある中古車について問い合わせした時にチラリとそう言われた。
鑑定書がなければ、店に伺って軽く見るだけで修復の有無を見定めるのは困難である。
なので相当予算に余裕が無いか、事故車でも諦めれられるような人でなければ避けた方が無難である。

修復歴があった場合は?

スポーツカーという性質上、修復歴ありの車が圧倒的に多い。

それはつまり、普通ならもう捨てる車でも修理すれば売れてしまうから並んでるということ。
普通の車の修復歴有よりリスキーである。

ということで修復歴無しはかなりレアである。
そうなってくると、やむを得ず修復歴有も視野に入れて調べていく必要が出てくることもあるでしょう。

ネットを見ていると、きちっと修正していれば大丈夫とか、
下手すりゃ修復を正しく行っていれば最初より良くなっていることもありますよ等という眉唾情報も書かれていたりする。

が、しかしそんなことは殆ど期待すべきではない

きちんと修正されているかどうかなんて調べる術がありませんし、
修正できていたとしても、そもそも修復歴になった理由が事故だった場合、
フレームと、当然ながら他の部品にも少なからず衝撃が加わっているわけで。
その分故障のリスクは高いとみて間違いないでしょう。
なので基本的に修復歴が有の時点で私は候補から外します。

しかしながら、どこを探しても修復歴有しかない場合、そうも言ってられずというわけで、

まず事故車で怖いのはまっすぐ走らないこと。
中古車屋は試乗できない場合もあり、
試乗できたとしてもそんなにあからさまにまっすぐ走らない車を置いてるはずもなく
普通そんなにすぐ気づかないと思います。
店の人にまっすぐ走りますか?なんて聞いても、まっすぐ走りますとしか答えないだろうし。
というか長時間乗ったり高速に乗ってテストしてみたりしないとそんなことわからないので、
まっすぐ走ると思ってても不思議ではない。

修復歴ありで鑑定書がなければかなーり怪しい。
鑑定書があれば、どの程度の修復だったか参考にしましょう。

そして、タイヤの減り具合を見てみる。
明らかに残山に偏りがあれば、やはりフレームの歪みが残っている可能性大というわけ。
一見してまっすぐ走っているように思えても、結局数値で見ると異様に偏摩耗していたなんてことも。
修復歴が有る車を選ぶときは、鑑定書、記録簿アリかどうかがカギでしょう。

全塗装した車は?

一般に全塗装車は査定が下がりますが、
20年も経った車だと塗装のし直しがあっても不思議ではないので、
全塗装しているからといってすぐさまアウトとはしなくていい。
全オーナーが車の事を好きすぎて手直ししたとかなら全然OKでしょう。

たとえば外装部品が一部変わっていれば(前期モデルなのに後期パーツがついてるとか)、
おそらく色合わせなので問題ないと思います。

経年劣化の色落ちで変えるパターンが割と多いとおもうが、
この場合まず屋外保管だったと考えられるため、内装が傷みまくってないか注意。

20年前程度の車だと、内装はプラスチックや樹脂部品が多いため、
屋外保管が長い車は内装がめくれあがったりしている部分が出てきているはず。

あとは、外装の傷の修復を兼ねての塗装でしょうか。
これは厄介だけど、修復歴が付かない程度の修復ならばたいした問題ではありません。

以上のような全塗装なら大した問題ではないと思います。
注意としては、全塗装車を将来的に再度塗りなおす場合、
剥離にひと手間増えて費用が上がるかもしれないということ。
まぁそれは今はどうでもいいか。

あとは、逆に20年も前なのに全塗装もなく塗装が綺麗な車は、
屋内保管で大事にされていたと思われるため、
その他メンテナンスも行き届いている可能性も高く、完全に当たり。

ただしものすごく古い車だと、外装がサビてボロボロだから塗りなおして隠しているというパターンもあり。
その場合は外装以外も錆が回っているだろうから、別箇所をみて推測します。

走行距離は気にしない。

オドメーター

オドメーター

一般的に10万kmを超えると買い替えだという傾向があるし、
走るほどに消耗が進んでいると認識されている。
これは当然です。使えば使うほど消耗します。

だけど考えてみてください。1年に5000Km走ったとして、20年たてば10万kmに到達するわけです。
過走行とみなされる1年1万越えの半分ですら、20年たてば10万超えしてても何も不思議ではないということ。

そんな中、あまりにも低走行な一見距離だけみたら極上の車が売られていたとしても、
かなりの期間放置されていた車かもしれない。
これは車に限った話ではないですが、
停止期間が長いと潤滑油も回っていないし、埃もかぶる。
ゴム部品も硬くなって、急に力が加わると破損するかも。
再始動するときにトラブルが起きやすくなる。

なので、日頃から使われているということはそれ自体がメンテナンスになっていると考えます。
そしたら年式的に考えて、それなりの走行を済ませた車が殆どになるし、
むしろそれはそんなにネックではない。と思って良いはず。

そもそも走ってても走ってなくとも、10年も20年もたてば部品は劣化してて当たり前で、
極上車だからといって、部品が生産当時のままのわけではありません。
一見綺麗でも触るとポロポロ剥がれたり、おもちゃでもあるじゃないですか。
極上だとおもっても過度に期待しないようにしよう。

錆について

基本的に鉄なので錆びます。
トヨタのサイトを見てください。

トヨタも1970年代後半からフルディップ化成処理やカチオン電着化、防錆鋼板の採用などにより防錆性能の向上を図ってきた。1989年のレクサス初代「LS400」以降は、防錆鋼板の適用部位を拡大すると共に厚目付け亜鉛めっきの新防錆鋼板を採用し、さらなる防錆性能の向上を行なっている。
トヨタ自動車 75年史 1-6.防錆性能

ということでトヨタでも1989年以前はサビサビになる鋼板を使っていたというわけだ。
AE86はサビサビ。AE101くらいになればだいぶマシでしょうか。

どちらにせよ旧車は間違いなく錆びる。そして錆は止められても直すことは出来ない。

大事なのはどれだけ未然に防いで来たかということです。
たとえばドアノブがさびても交換できるが、車体フレームがさびたらもうどうにもなりませんよね。
そして、ドアノブだからセーフ。というより、
ドアノブであろうと錆が発生しているということはそういう環境にある以上、
他の見えない部分も錆が進んでいると考えた方が良い。

なので、除雪剤で錆びやすい寒冷地出身の車は避けるべし。

一見綺麗でも塗装が浮いてきている場合、塗装がペリペリはがれるのも時間の問題です。

下回りの状態は?

あとは、下回りをチェックする。

下回りの写真

下回り

WEBで下回りの写真を公開している販売店は良心的なので好感度が高い。
実際はほとんどの店は載ってないので、メールなりで下回りの写真を催促してみると良い。

見た目が綺麗でも下回りがサビサビだともうダメダメ。
外側も本来はサビサビのところを色を塗って誤魔化しているだけです。
マフラーの錆ぐらいは大目に見ても良いです。交換も容易です。

全体的に擦ったあとがある場合、車高を下げていた車かもしれない。
現状がフルノーマルを謳っている場合は、純正戻しを疑ったほうがいいだろう。

ポンコツを買おうとしていることを思い出す

色々探していけば当時の新車価格や、今の86とかロードスター(ND)が買えるような金額で売られている、
高級中古車が売ってたりします。
まぁしかしどんなけ高かろうが、所詮は中古。
前はどんな汚いおっさんが汗だくで運転してたかわからんような車を、
高い金だして有難がって買うわけです。
普通の人からしたらイカレてる行動です。
当時の人は新車でオーダーして買えた車を、
劣化した状態なのに高い金額で買うんです。

ということを探しながらたまに思い出しましょう。
急にふと目が覚めて、どうでもよくなるかもしれません。

どうでも良くならなかったら買いましょう。
ネットで見れる情報だとこんなところでしょうか。

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