雑記・小ネタ

鉄粉クリーナー&ゼロウォーターを試した

秋になってぼちぼち気温が下がってくると、

窓を開けて走ると気持ちが良い… はずだが、

なんかこの日はジメジメしていてダメだ。これでは。

そもそもドライブに行くときは朝早くから行くに限る。

10時くらいに起きた時点でドライブのテンションは下がってしまうのだ。

もうちょっと寒くなってきて、

窓開けて走ってたら少し寒いくらいの頃、

乾いた外の空気がいかにも秋という感じで良い感じなのだ。

判ってくれる方はいらっしゃるだろうか。

しかし、今日はその日ではなかった・・・

というわけで、代わりに車を洗った。

ちょっと雨が降っただけで黒く汚れやがる。困ったもんだ。

 

鉄粉クリーナーを試す

つぎに洗車する時は絶対試そうと思ってたのがコレ、

前から気になってた鉄粉クリーナーである。

鉄粉がついたままワックスとかを掛けようとボディを擦ると、

鉄粉でヤスリみたいに削られてしまう・・・とはよく聞く話だ。

その対策で粘土クリーナーを買ったことがあるが、

これまたメチャクチャ大変である。

車のボディの面という面をなぞっていく作業は、いくら車好きであって正直キツイ作業だ。

しかもなんか車を綺麗に洗ったのに粘土でこすったらまた油付くんちゃうんか?とか思ってしまう。

(でもそれを言ったらワックスも油か)

そういうわけで、スプレーを吹き付けてしばらく待って、水で流すだけでOKという、

鉄粉クリーナーに手を出したのだ。

 

紫色が滴ってる写真は見た事があるので、存在は知っていたが、

鉄粉を分解して浮かしてくるとか、

塗装が劣化していると変色するゾ!という警告が、

そう手軽に使えない感を醸し出し、手がでなかったのだ。

 

そもそもイマイチ仕組みがよくわからず、

塗装面から浮かすらしいが、説明書きによっては分解するだの溶解するだの、

鉄が溶けるとか恐ろしすぎるやろ。と思っていた。

 

それなのになぜ今更買ったのか?

それは以前の洗車時に、洗ったのになんかザラザラすんなぁ~ と思ったからである。

まぁ、全塗装したわけでもなければ、コーティングをしたわけでもないので、

多少塗装にダメージが入っても、まぁ良いかと。割り切った。

こうして、ザラザラなのは、塗装面が悪いのか、鉄粉なのか。白黒つける時が来たのだ。

 

その効果は?

ややビビりながら吹き付けていった。

酸気のある、温泉の硫化水素的な腐乱臭みたいな感じの匂いが漂う。

ニオイはすると聞いてたが、思ったよりこれは臭う。

隣の家と近い自宅ガレージの人は注意だ。

窓を開けてるような夏の日なら、隣の家で「なんか臭くない?」って話題になるかもしれない。

 

 

説明書きでは、吹き付けたら5分くらい待って乾く前に洗い流すよう指示されている。

結構思ってたよりが浮き出てきてビックリ。

紫の汁みたいなのが流れる他、

ポツポツっと茶色いのが、まるで今さっき砂を掛けられたみたいに浮いてる。

こんなのほんとに付いてたのか?と疑ってしまうほどである。

てことは、ちゃんと鉄粉が分解されたってことだろうか。

目に見えてわかりやすいのは良いところである。

これで気兼ねなく表面を擦ってもいいわけだ。

 

ちなみに、結構隙間に入り込みやすく、

流したと思ってしばらくすると、

また紫の汁がタラ~っと流れてくるので、

何度か念のため流した方が良いと思われる。

 

ゼロウォーターでコーティング

鉄粉を落としたところで表面を触ってみたら、

ザラザラ感はいつもより無い気がする。

ということは塗装の劣化というより、微量ながら鉄粉が載っていたというわけか。

 

それならこれで塗装面は整った。いよいよワックスがけ… と思っていたが、

今日は鉄粉クリーナーと一緒に買った、スプレー式のコーティング剤を使う。

シュアラスターのゼロウォーターである。

これは親水タイプ・撥水タイプの2種類があるのだが、

今回は親水タイプにした。

撥水タイプは、水を弾きまくってカッコイイものの、

雨上がりすぐに晴れた場合、弾いた水玉が日光に対するレンズと化し、

塗装を焼きがちだという話を耳にしたからである。

 

いつもは固形ワックスを刷り込んでいる私だが、

いままでワックスで時間を掛けていたのがアホらしくなった…という、

商品レビューを見て、思わず買ってしまったのだ…

艶において固形ワックスに勝るものはないと言い聞かせていたのに。

 

その効果は?

結論から言うと、効果はあった。ツヤがある。

しかし、写真ではお伝えすることが難しい。やはり白い車だからだろうか?

まずはBeforeである。

そしてAfter

この2枚をみて、

明らかに効果がある!ツヤツヤになりました!と言っても信憑性が無さすぎる。

とりあえず言えるのは、

スプレーを吹き付けて拭くだけでめっちゃ楽

ワックスを塗りつけて、ボディに顔を近づけて横向けて、

表面の反射を見定めて拭き残しをチェックするような作業が不要である。

スプレーを吹き付けて拭くだけ。

これで艶っぽくなるんだから十分だと感じた。

 

手が汚れにくい

ワックスを使う場合、

付属のスポンジを繰り返し使ってるうちにもう表裏を貫通してしまって

手がヌルヌルになって腹立ったりするが、

これはそんなことない。拭き上げの手が汚れてもスプレーを持つ手は無傷である。

 

つや艶感はやっぱ負ける?

ヌルヌル具合はワックスのがやはり勝つかも。

気分的なものかもしれないが、油感がなくて使いやすいせいでそう感じる。

まぁこの手軽さを考えれば十分だと思う。

 

あと、コンパウンド的な要素はないので、

シミが取れたりはしない。

 

これでUV保護とかできるらしいので、

ツヤというより、塗装面の保護を目的とした、洗車+αの意味で使うのならば十分役割を果たすと思う。

 

今後も使うのか?

思ったよりよかったので、これからも使うだろう。

どれくらい日持ちするか、という事と、

あとはワックスのような、ワックス自体による油汚れが起きるのかどうか、

経過が気になるところ。

 

ツヤに関しては、ワックスと比べて悪いことは無い。

とはいえ、残念ながらワックスを超えるわけではない。

もっとツヤを出したいなら、お店でガラスコーティングするしかないのだろうか。

この白いボディならあんまり目立ったツヤが生まれないかもしれないが…

正直コーティングは気になっている。

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